宅建の難易度・合格率は?

宅建 難易度 合格率 点数

宅建の資格は、ご存知の通り合格率はあまり高くありません。宅建の資格が就職・転職に有利と言われるのは、知名度があって広く学ばれている割には難易度がやや高めというのもあるんでしょう。

 

具体的にどれくらいの合格率になっているのでしょうか?直近のデータを交えながら、難易度を探っていきたいと思います。

 

宅地建物取引士資格試験

資格の概要

 

年齢・性別・学歴度に関係なく、誰でも受験することができます。ただし、受験申し込み時に試験地となる都道府県内に住所を有していることが条件です。

 

試験は年1回で、例年10月の第3日曜日に行われています。

 

試験の形態

 

試験時間は2時間です。4択マークシートの選択問題で、出題数は50問(50点満点)。

 

合格率

 

例年の平均合格率は約16%。この数字は毎年大きな変化はありません。

 

最近で最低の合格率は平成10年の13.9%
最近で最高の合格率は平成26年の17.5%
直近(平成27年)合格率は15.4%

 

不動産・建築関係の就業者が合格者全体の4割を超えています。他にも金融・学生も10%程度の合格者を出しています。

 

合格基準

 

合格点は年によって違います。毎年変動し、全体の上位15%〜17%前後が合格となるように合格ラインが調整されます。

 

最近の平均合格点 31〜34点
過去最低は平成2年の26点
過去最高は平成14・22・23年の36点

 

つまり、問題が難しかった年でもチャンスはあります。難しい問題はみんな解けていないので、要は上位15%に入ることが重要。基礎をしっかりと身につけましょう。

 

出題範囲

 

権利関係14問、宅建業法20問、法令上の制限8問、税・その他8問で、以下の内容から出題されます。

 

土地の形質、地積、地目及び種別ならびに建物の形質、構造及び種別に関すること。
土地及び建物についての権利及び権利の変動に関する法令に関すること。
土地及び建物についての法令上の制限に関すること。
宅地及び建物についての税に関する法令に関すること。
宅地及び建物の評定に関すること。
宅地建物取引業法及び同法の関係法令に関すること。
出題の根拠となる法令は、試験年度の4月1日現在施行されているものとする。

 

宅建の難易度は高い。合格率を上げる方法は?

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過去問をひたすら解く

 

宅建の試験は、過去問から出題される問題が多くあります。もちろんそのまま出題されるわけではありませんが、パターンを知っておけば解ける問題として出題されます。

 

市販されている宅建の過去問題集は、おおよそ10年分の過去問は掲載してあります。つまり合格ラインに到達している人の多くは、10年分の問題には対応できているということになります。

 

模擬試験に関しては、10年よりももっと昔に出題された問題を参考に作られているケースもあるようです。なるべく模擬試験は受けて、参考にしましょう。

 

ただし、あまりに古い過去問に手を出すと、現在と法律が変わっていることがあります。問題を選ぶ際は注意しましょう!

 

解ける問題から手をつける

 

宅建の場合は出題される問題が数パターンあるので、難易度の高い問題が出題されることもあります。私が最初に失敗したときは見事にそのパターンでした。

 

試験時間は120分とたっぷりあるように感じますが、解ける問題から解いていったほうが効率的です。

120分で50問を解く
→1問あたり144秒(2分24秒)で解くということ

宅建は人より多くの点数を取ることが求められます。確実に点数が取れるところを解いて、取りこぼしを少なくしましょう。

 

問題の傾向から対策する

 

宅建 難易度 合格率 イメージ

※画像はイメージです

宅建の試験は権利関係14問、宅建業法20問、法令上の制限8問、税・その他8問で出題されます。そして、それぞれに出題される傾向があります。

 

平成16年〜25年の10年間のデータで、出題された回数を探ってみます。出題傾向が頻繁なものを抜粋しました。

 

権利関係

 

『不動産登記法』・・・・10回
『借地借家法』・・・・・10回
『区分所有法』・・・・・・9回
『相続』・・・・・・・・・9回
『担保物件』・・・・・・・9回
『代理』・・・・・・・・・8回
『物権変動の対抗要件』・・6回

 

毎回登場している『不動産登記法』『借地借家法』については必ず理解し、確実に解けるようにしておきましょう。

宅建業法

 

『宅建業の免許』・・・・10回
『営業保証金』・・・・・10回
『重要事項の説明』・・・10回
『自ら売主制限』・・・・10回
『報酬額の制限』・・・・10回
『取引主任者』・・・・・・9回
『保証協会』・・・・・・・9回
『媒介契約』・・・・・・・9回
『37条書面』・・・・・・8回
『監督処分・罰則』・・・・8回
『広告』・・・・・・・・・7回
『業務上の規制』・・・・・7回

 

これら出題頻度が高いものは確実に押さえておきたいです。中でも『重要事項の説明』『自ら売主制限』については複数問出題される傾向があります。資格取得後も、宅建士として働くにあたり重要なポイントになりますので、しっかり理解しておきましょう。

法令上の制限

 

『都市計画法』・・・・・10回
『建築基準法』・・・・・10回
『土地区画整理法』・・・10回
『農地法』・・・・・・・10回
『宅地造成等規制法』・・10回
『国土利用計画法』・・・・9回

 

法令に関する問題は、ほぼ全ての法令がまんべんなく出題される傾向があります。その中でも『都市計画法』と『建築基準法』は複数門出題されるケースが多いです。しっかり拾いましょう。

 

『印紙税』・・・・・・・・7回
『不動産所得税』・・・・・5回
『所得税』・・・・・・・・5回
『固定資産税』・・・・・・4回

 

税の項目からは2〜3問の出題となります。出題パターンが読みづらい項目ではありますが、『印紙税』に関する出題が多い傾向があります。

価格評定

 

『鑑定評価』・・・・・・・6回
『地価公示法』・・・・・・4回

 

価格評定の項目からは1問出題されます。ほぼ、どちらか1問出題という形で間違いないでしょう。絞りやすい項目なので、取りこぼさないようにしましょう。

5問免除科目

 

『不当景品類および不当表示防止法』10回
『統計』・・・・・・・・10回
『土地』・・・・・・・・10回
『建物』・・・・・・・・10回
『住宅金融支援機構』・・・8回

 

5問免除科目とは、事前に指定の『登録講習』を受け、終了試験に合格した人が試験問題を免除してもらえる制度です。誰でも利用できるわけではなく、『受講申し込み時において、宅地建物取引業に従事している者』が対象となっています。

 

近年の出題傾向としては、上記5つが毎回出題されています。5科目免除を受けている人は、この5問が無条件で正解になっているようなものです。合格ラインに飛び込むには落とさず点数を取りたいポイントになります。

 

目指すは一発合格

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宅建の合格率は毎年ほぼ一定です。合格への難易度は毎年変わらないともいえますが、しっかりとした基礎知識さえ身につけてしまえば、出題される問題に左右されることなく合格することが可能な資格ともいえます。

 

他の受験者が取りこぼしている問題でいかに拾えるかが、合格のカギです。

 

ですから、初心者が勉強するのであれば、独学で始めるのはややハードルが高いのではないかと思います。解からない部分を解決する手段が無いからです。

 

私個人としては、スクールに通って専門の講師から指導を受けたり、通信講座で添削してもらうやり方をおすすめします。私自身もそれで合格できましたし、おそらくそのやり方で大抵の人は合格率が上がるのではないかと思います。

 

資格は取るまでが大変ですが、取ってしまえば一生モノ。決して簡単な試験ではないですが、始められるときに勉強を始めてみましょう!

 

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